ミステリー好きな人間が、文芸小説を読んだらビックリな展開で終わっていきました!
人は関わりあいを持ちたい。
その根っこの部分。
推し活を通して、搾取する側と搾取される側について描かれている。と、聞いて読みましたが。いんや〜!搾取されまくってましたね。
朝井リョウさんの本は初めて読みましたが、とても読みやすい文体でした。
イン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウ 著
登場人物すべてに感情移入するところもあり、いやそれおかしいやろ!とツッコミたくなるとこもあり。
朝井リョウさんの「解像度の高さ」を実感しました!読んでよかった!
ドップリと洗脳の世界へ浸ることができます。
人は繋がりを求めている。
それを小説の序盤から埋め込まれながら、推し活というものに触れ、なにか不穏な空気を帯びながら暗雲が立ち込めます。
そこから、気がつけば搾取される側と宗教、果ては政治と繋がっていき、洗脳の世界を垣間見ることに。
自分もいつかそこへ気がつけば飲み込まれているのでしょうか。それが幸せにしてくれるものであれば大歓迎です。
ゾクっとする読了感と、娘への愛に気づく父親に儚い希望を持たせてくれる余韻に浸っています。
マーケティングのターゲットとして、取り込まれてしまった人たちの推し活がとても怖かった😢
